ポーの一族、すごい‥すごすぎる‥
かなりのチケ難公演の中、奇跡的にSSがあたりまして友人と共に行ってまいりました。
もともと、原作は全く知らなかったので、なんとなくのあらすじだけググって観劇に臨んだわけです。
※ここからネタバレ入ります。
もう、あの、もう、なんていうか
一言じゃ表せないんですけど、
あえて一言で言うなら、
花組、すごすぎじゃないのか????
小池先生はやはり神なのか????
明日海氏はほんとは人間じゃなくて
実はほんとにバンパネラなんじゃないの???
正にこの世ならぬものとはこのことか!!?
結果、
私もポーの一族に入れてくださいっ!!!!
(土下座!!!!)
ていう感じですかね!(全然一言じゃない)
まず、プロローグからあまりに圧倒されて椅子から転げ落ちそうになりましたよわたくし。
明日海さんが初日挨拶で言っていた
「ポーの一族と人間どもがお待ちしております。」
て言葉そのまんまだった。
まさに、究極の美。幕が上がるとそこにはポーの一族がいて、エドガーがいて、
明らかに人間ではない冷たい空気と冷ややかな目つき、「我々がポーの一族だ」どや感!がすごかったですよね。
ポーの一族を知らない人でも、
見ただけで、
あぁこれはバンパネラなんだ、人間じゃないんだって空気で悟るような感覚。
あと、プロローグの振りがたまらなく好きです。プロローグから圧倒されすぎてあまり覚えていないのですが、決して複雑な振りじゃないのに、威圧感と人間じゃない無機質な感じが振りからもすごく伝わるんです。
このプロローグのためだけにチケット代出せるよ私は!!←
そして全編通してよくまとまっていると思います。あの壮大なストーリーをよく2時間半で分かりやすく納めるなんて、
小池先生あっぱれです!天才です!!!
さて、ここからは一人一人について語りたいと思います。
✳︎みりおさんエドガー
いやーもう、かんぺきに!!!エドガーそのもの。ビジュアルはもちろん、仕草や立ち姿気配を消してその場に存在する感覚。
あの厳しい小池先生からも今回はほとんどダメ出しがなかったそうで、明日海さんも逆に不安になったと言われてましたが、
「だってもう、何も言うことないよ。エドガーそのまんまだもん。」
ていう小池先生の声が聞こえてきそうです。笑
きっとそういうことなんでしょうね。
このエドガー役は明日海さん以外考えられなかったんだと思います。だからこそ30年越しの念願の舞台化なんだろうなと。
また、メリーベルという唯一無二の存在をなくしてはならないという思い、バンパネラであることへの葛藤や苦悩の表現がすごいなと思います。
もう語彙力がなさすぎてすごいしか言えません。笑
✳︎ゆきちゃんシーラ
トップ娘役であるゆきちゃんをメリーベルではなくあえてシーラに抜擢した小池先生あっぱれです!キャリアのある娘役さんにしか出せない、落ち着きや全てを包み込むような愛、
そういうものがよく出ていたと思います。
また、人間からバンパネラへなってからの表情や佇まいの違いが素晴らしかったです。
ちなつクリフォードにとどめを刺そうとした時のあの表情が忘れられません。
✳︎れいくんアラン
まず、ビジュアル完璧すぎて。溜息です。
私実は前かられいくんのお芝居がたまらなく好きなのですが、今回はアランという役に体当たりでぶつかっているような、でもとても素敵でした。特にバンパネラになってからの
”僕にはもうエドガーしかいない”
感が痛いくらい伝わってきました。
✳︎華ちゃんメリーベル
もう、とにかくかわいいかわいいかわいい!!
というのと、本当にお芝居が素敵です。自然で引き込まれるような感じ。
第2のゆうみちゃんかもと思ったり‥
メリーベルがそこに存在するだけで今後の運命を暗示するような存在感がありました。
クリフォードに殺される場面の狂気じみた怯え方がすごくリアルで息を呑みました。
あと他にもたくさん書きたい人は山のようにいますが、あきらさん男爵も、もちろん愛してやまないマイティー演じるバイクブラウンさんも、組長さんの老ハンナも、みれいちゃんマーゴットも
ほんとに皆皆素晴らしかったです!!!
そしてですよ、
やってまいりました!!
フィナーレ!!!!!
ふぅ〜〜〜!!!!💕💕💕
今回のフィナーレとてつもなく良いですよね?
正に花組の本気を見た!!!
ああいう爆踊りしてキザる感じの群舞が大好きな私にとっては
いくつ目があっても足りない
心臓に悪い
息もできない
フィナーレでございました。笑
特に!!!
れいまいの輝きが眩しくて眩しくて‥‥
ダンスとなると一際イキイキするあのお二人‥
私おそらくれいまいと同い年なのですが、
とても同い年の同じ女子だなんて思えない。
だとしたら恐ろしいくらいのメンズ感と輝きです。
何言ってるのかよく分からなくなってきましたが、
要は過去最高に匹敵するフィナーレだということです!!
そして明日海氏の前髪ですよ!
〜無造作ヘア、前髪ざっくり系〜
とでも申しましょうか。
なんでもっと早くこの髪型やってくれなかったんだー!!!!!
ていう謎の怒りを覚えるくらいカッコよかったです♡笑
とにかく、プロローグからフィナーレ、パレードの最後の最後まで
最高としか言いようがないポーの一族、
観終えて思ったこと
”エドガーとアランのその後”
次回の大劇場でやりませんかね???
天草の四郎さんが控えてるけど
それは1作後にしていただいて、
エドガーとアランのスピンオフやりましょうよ!!!!
ね、いいでしょ?小池先生!!!(どの立場)
と、友人と懇願していました。笑
このご時世、宙を舞うゴンドラ乗っても夢夢しく美しいままでいられるのって
世界中どこ探しても、
みりおエドガーとれいアランしかいないと思うんですけど!!
かなり鼻息荒めになってしまいましたが、
まだ2018年始まって1ヶ月弱ですが、
早くも今年ナンバーワンの公演に名を連ねてきたポーの一族‥‥
次観劇するのがほんとにほんとにほんとに楽しみで仕方ありません。
果たして何回観劇したらポーの一族に加えてもらえるのでしょうか?笑