タカラヅカに夢中(*´ー`*)

宝塚が大好きな20代女子です。思いついたことをつらつら書きたいと思います😊

ポーの一族に改めて思う

ポーの一族 前楽を観劇して

千秋楽を前にして、

温まりきった舞台と組子1人1人の熱量がすごいことになっておりました。

これは東京千秋楽の頃にはどうなってしまうんだろう?というくらいの素晴らしさです。

 

 

今回は改めてポーの一族について思うことをお話したいと思います。

 

 

 

まずはじめに、

あの原作を2時間半にまとめた小池先生、

本当に本当にすごいですね‥。

プログラムで小池先生ご本人も言われていましたが、

宝塚で舞台化するということは

2時間半におさめる

組子の番手を意識した配役や役の比重にすること

が求められるわけですが、

 

組子1人1人に見せ場があって、推し出すべき人はちゃんと目立っている脚本のアレンジがさすがですよね。

 

そしてプロローグで全体をざっと説明しつつ、これがポーの一族だ!

っていうある意味恐ろしいくらいの威圧感を感じさせる世界感

一気にその世界感にさせられるんです。

プロローグだけで、観ながら鳥肌が止まりませんでした。

 

また、1幕ラストもだんだん舞台上に人が増えてきて音楽が盛り上がってくる、、

”あ、これ、1幕終わるな。”って小池先生の作品を観ている人なら分かるような持っていき方で

納得の1幕ラストといいますか、

1幕だけで、”あーすごいものをみた!!”と思わせてくれますよね。

そういう所も本当にさすがです。

 

 

 

 

そしてやっぱり明日海さんのことを語らずにはいられません。

私 個人としては明日海さんは好きですが、一番のご贔屓さんとかではなく、

タカラジェンヌとして男役として舞台人としてすごい人だな〜と尊敬する人

という感覚なのですが、、、

 

宝塚見始めの頃は明日海さんにハマった時期がありました。

あれは確か、春の雪を観た時です。

あまりのお芝居の上手さと

あの綺麗なお顔からは想像できない哀愁漂うなんとも言えない切ない歌声

に他の人にはない魅力を感じたことをよく覚えています。

 

明日海さんのお芝居は

台詞も声色も仕草も表情も全てが自然で無理がなく、スッと心に入ってくるような気がします。

再演ものを観ると他の方との違いがよく分かるのですが、

個人的には、ロミジュリもミーマイもエリザベートも仮面のロマネスクも

明日海バージョンが1番好きになってしまうんです。

どんな役でも明日海さんバージョンが1番のお気に入りに気づくとなっています。

 

 

皆さんも言われていますが、いわゆる宝塚王道の白い役より

清様や、コンサバのギィなど闇を抱えた屈折した役がよく似合いますよね。

綺麗なお顔なのにそっちの方がよく似合ってるんです。

 

 

 

 

そういうことを踏まえると

 今回のエドガー役は明日海さん以外できる人がいないんだと思います。

完璧な極上の美を持っていながら

心には闇を抱えていて

バンパネラであることの苦悩や葛藤

リーベルを巻き添えにしてしまった罪悪感

生きる意味を見失っていること

どれも明日海エドガーの表情、立ち振る舞いだけでそれが伝わってくる気がします。

 

 

 

 

 

まさに、ポーの一族は明日海りおの代表作になりますね!!!

 

 

これだけ面白い作品なので再演の声も上がるかもしれないですが、

今回のキャストや完成度を超えることはできないと思います。

再演はせず、伝説の作品として?留めておいてほしいなっと思ったり‥‥。

 

 

 

そして、劇中に好きなセリフがたくさんあります。(感動しすぎて記憶が曖昧なので少々違うところがあるかもしれませんがご了承ください。笑)

 

 

リーベルの「私、お兄さまのいうお友達ってどういう意味が分かってるよ。」

華ちゃんのお芝居が絶品です!

 

 

エドガー(くりすちゃんを襲った後に)

「食事をしただけだよ。」

この時の鋭い目つきが最高。

 

 

エドガーがメリーベルに言う

「みんなお前を好きになるよ。」

この辺は涙涙ですよね。

 

 

リーベルがアランに言う

「私たちと一緒に来る‥‥?」

 

 

アランの「バーイっ!✋🏻」

(ここのれいアランの言い方最高じゃないですか?)

 

 

あと他にもたくさんあります。笑

リーベルが死んでしまうのは本当に悲しいですが、もし、生きていたら

エドガー、メリーベル、アランと3人で生きていくことになるんですかね?

そっちのパターンもすごく見てみたいです。

きっとメリーベルもアランに恋して2人は想い合うと思います。

でも妹大大大好きのエドガーはそんな2人に嫉妬する?だろうから結果三角関係になりそうですね。笑

 

 

 

でも色々考えると

リーベルもシーラも男爵もな亡くなって誰もいなくなってしまったエドガー

家族が崩壊して居場所がなくなったアラン

だからこそ互いが互いをより必要としたんでしょうね。

友人でも兄弟でも家族でもない全てを超越した関係性なんですよね。

ふつうに考えたら100年も2人だけで生きてきたなんて、どれだけ固い絆で結ばれてるんだって話ですよ。笑

 

それを思うからこそ、ラストのギムナジウムの場面ではあの2人だけで明らかに空気感が違いますもんね。

エドガーにちょっかいかけるルイス(綺城さん)に対して”俺のエドガーに何したんだよ。”

的な鋭い睨みが最高です。(もうこの場面大好きです)

 

 

だからやっぱりエドガーとアランのその後、

スピンオフでやりませんかね??

 

でもキャストはみりれいで!

これは絶対この2人じゃないとダメです。笑

 

あーそんな夢のような発表ないですかね??

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きっとこんな感じで周りを見ながら2人でやってきたんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

考えれば考えるほど

これ以上のキャストはおらず、

名作中の名作なりそうなポーの一族

宝塚の良くもあり、欠点?でもあるのが、

 

再演はあり得たとしても、

同じキャストでの再演は絶対にありません。

 

これが良さでもあり、この公演は今しか見れない!!というプライスレスに繋がってますよね。笑

だから、チケット増やしすぎかなと躊躇するときも

「行かない後悔より、行った幸せ」

のほうが絶対勝つんですよね。

私もこれまで振り返ると、チケット増やして後悔したことはありません。笑

 

 

 

 

そして残念ながら東京は観劇予定がありません😭

チケットはどこへやら‥笑

次見れるのはチケットが運よく舞い込んで来なければライブ中継になるので、

 

しばらくポーロス(なんか響きがいまいち。笑)になること間違いないです。

 

 

 

もうすでにポーロスです。😭笑

 

また時々ポーに想いを馳せて呟くかもしれませんが、お付き合いくださいませ👏🏻笑

 

 

では🙌🏻