タカラヅカに夢中(*´ー`*)

宝塚が大好きな20代女子です。思いついたことをつらつら書きたいと思います😊

ハンナのお花屋さんが感動の渦‥

キキちゃんが気になりだしてから散々購入するかどうか迷っていた
ハンナのお花屋さん

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結局すんなりDVD買ってしまいました。笑

そして昨日見たわけですよ‥‥


見終えた第一声、








なぜ!

観劇しなかった!!

私!!😳😳😭


となりまして、
こんなに素晴らしい舞台を生で観れなかったことを後悔しました、、
はじめ、”ハンナのお花屋さん”と演目が発表になった頃、
「お花屋さんがテーマとかなんか平凡そうな話だな、はいからさんで忙しいだろうし、そんなに観る気ないかも」
とか言っちゃってた当時の自分に喝を入れたい気分になりました。笑



というのは置いておいて、DVDの感想です💐


とにかく!!心温まる作品で

人生って素晴らしいんだよ
人は幸せになるために生きてきたんだよ

と観ている1人1人に語りかけてくるような作品。

DVDが初見でこんなに号泣したのは初めてでした。

様々なことがテーマになっていて、どんな人の心にも残る言葉が必ずあるような作品です。
これまでの自分の人生を見つめ直し、
生きるとは何か、自分の幸せとは何か
とたくさん考えさせられました‥。


まず—Hanna’s Florist—というお花屋さんが舞台となりますが、作品の中で森でお花を売って生活しているハンナ(舞空瞳ちゃん)が、
息子のクリスに
「花を見ていると優しい気持ちになるでしょ?憎しみは争いの枝を広げる。だからこの世界には美しいものや優しいものが必要なの。」
と言うんですよ。
なんだかこの言葉が私にはグサッと刺さりました。
私事ですが、もともと私の亡くなった祖母はお花屋さんだったんです。私も3歳の頃は遊び半分で祖母のお店に立ってお客さんにお花を勧めてみたりしていました。
それもあり、実家の庭にはいつもたくさんのお花が植えてあり、部屋にもお花は常に絶やさないようにしています。
そんな環境が幼い頃から当たり前だったのですが、ハンナの言うお花がある意味とかそういうことを考えたこともなくて、、
とても恵まれた環境だったことに気づかされました。

この世には美しいものや幸せなことで溢れていてほしい。って本当にその通りだなと思いました。

ハンナにとっての幸せは、上流階級で良い暮らしをすることではなく、森の中で花に囲まれながら自然を感じながら、自由に生きることだったんですよね。だから、アベルを心から愛していたけれどプロポーズも断った。

アベルは貴族の御曹司で、将来も約束されたエリート、許嫁もいたが、ハンナに出会って本当の恋を知ることとなる。
アベルはハンナを心から愛していたけれど、結婚することは叶わず‥。ハンナとクリスと森で過ごす週末がアベルにとっての幸せになっていったんですよね。


ここの2人の出会いの場面ですが、もう惚れ惚れするくらい素敵で‥💓

最高でした。

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その後のアベルとハンナの場面は見てるこっちが恥ずかしくなるくらい幸せな2人という感じですよね。
後に悲劇は起こってしまいますが、どの場面にもアベルのハンナへの愛、ハンナのアベルへの愛が溢れていて
なんて素敵な2人なんだろう
というのが一番の感想です✨✨
愛し合う2人ってこんなにもキラキラ輝いていて眩しいんですね。(遠い目)

 

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そして、キキちゃんですよ!!!!!

アベル、めちゃくちゃハマリ役ですよね!!!!!

(突然のハイテンションすいません。笑)


まず佇まいからして貴族の御曹司だし
どこからともなく溢れ出る品と清涼感。
本当にかっこいい。イケメン。
もう、素晴らしいです。
拍手!!!!!!!!

それに、ハンナに対する包容力がとてつもなかったです。(ここでも 相手役さんには甘々になっちゃう。というキキちゃんの言葉を思い出しました。笑)

そしてお歌が本当に素敵で‥。
前からキキちゃんは歌が上手い方だと思っていましたが、今回のは訳が違います。
直球で相手の心に語りかけてくるような歌声で、声量と伸びやかさと表現力と
もう、、素晴らしかったです。
DVDでこれだから生で観たら本当にすごかったんだろうなって思います。

そして舞空瞳ちゃんも大抜擢のお役でしたが、純粋で可憐、心優しくも強くもあるハンナを自分のものにして演じていましたね!
ビジュアルからして華やかだし、3拍子揃ったパーフェクトな娘役さんって感じです。
これからがますます楽しみです♡

そしてなんといっても、2人の相性の良さですよね。デュエットする歌もありますが、
なんだかすごく心地良くてずっと聴いていたかったです。
ビジュアル的にも王子とプリンセス的な雰囲気があって、
このコンビ最高に合ってると思うのは私だけですかね‥??
舞空ちゃんもこのままいけば路線娘役さんだと思うので、巡り巡ってトップコンビになれたりしないかな〜みたいな淡い期待を抱きました。






一方、クリスとミアですが、
明日海さん演じるクリス、家柄も申し分ない一流大学を出たエリートですが、母(ハンナ)の思いを受け継いでフローリストになることを決意し、—Hanna’s Florist—をオープン。フローリストとして成功していくんです。

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はて、こんな素敵な人、世の中にいるんですかね?っていうのが第一印象。笑

まず明日海氏のビジュアルからして、
本当にヨーロッパにいそうなイケメンそのものというか、舞台化粧なのに舞台化粧に見えないナチュラルさがあって
どストライクでございました♡

そしてクリスの人柄も明日海さんの温かみのあるお芝居も相まって、とても愛に溢れた素敵な人でした。
やっぱりこのお役も明日海さんでなければここまで魅力的に演じることはできなかったと思います。


また、仙名さん演じるミアも決して娘役としては華やかなヒロインではないけれど、仙名さんにしか演じることが出来なかったお役だと思いました。弟を地雷で亡くした傷を背負いながら祖国を離れ、1人ロンドンで新たな生活を始めようとするミア。
見るもの、出会う人全てが初めてのことで、様々な苦難がありながらも懸命に生きようとさるミアに心打たれました。

弟を亡くしたことをずっと背負い、自分は幸せになっちゃいけない。と思っているミアに、クリスが”もう、幸せになっていいんだよ。”
と言う場面がありますが、そこで私の涙が決壊しましたね。笑

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他にもたくさんたくさん見所や語りたいことはあるのですが、


お花屋さんを舞台にして、

生きる意味とは
幸せとは
誰かを愛することの大切さ

などをテーマにしていますが、それが様々な登場人物のエピソードを通して、心にスッと入ってきて、じんわり感動が広がるような
そんなお話です。
色々なエピソードの中にお花が登場し、
花は人生に彩りと幸せを添えてくれるような存在だと教えられたような気がします。


見終えた後に、
なんだか心が浄化されて
人生って素晴らしいなと
生きていくってこんなに素敵なことなんだと
本当に心から思ったんです。
もっと、身近なところで言えば、
仕事に対する姿勢や、向き合い方についても描かれているので、
そんな部分も自分に置き換えて考えてしまいました。


私が単純なだけかもしれませんが、
こんなにも自分の人生に影響を与えられた宝塚作品は、燃ゆる風 の他になかったと思います。


まだ観ていない方、

声を大にしてオススメしたいです!!!!!

絶対に観て損はさせません✨✨(どの立場)


お話も去ることながら、キャスト一人一人が本当に熱演で、下級生にいたるまで花組生全員でこの作品を創り上げているという空気が存分に出ています。
また音楽も全て好きです。作品の雰囲気によく合っていて、心に残る曲ばかりです。

そして明日海氏、キキちゃんのお衣装が本当によく似合っていて、さらにイケメン度を増していますね♡

 

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フィナーレのマリメッコ柄お衣装が
もうほんとにほんとに素敵で💕💕
好きが止まりません。笑


何から何まで、心温まる私好みの作品でした🌺







そう考えると、本当にここ最近の花組は勢いづいてますね!

はいからさんが通る

ハンナのお花屋さん

ポーの一族

どれも大絶賛の声ばかりの作品です。





花組さんにはこの勢いのまま今年は走り抜けてほしいですね♡




では🌸